「インストール - Apache2(Raspberry Pi)」の版間の差分

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インストールが完了したら、Webブラウザに http://localhost と入力する。<br>
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"It Works!"と記載された下記のWebページが表示されれば、Apache2のインストールは完了である。<br>
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[[ファイル:Apache2 Raspberry Pi 1.jpg|フレームなし|中央]]
Apacheのルートディレクトリのパスは/var/www/htmlで、上記のWebページはこのディレクトリにあるindex.htmlである。<br>
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2019年12月11日 (水) 14:42時点における版

概要

Raspberry Pi 3でWebサーバを構築する。
Webサーバを構築して、PHP等で作成したWebページを介してGPIOを制御するところまで記載する。


Apache2のインストール

まず、WebサーバーソフトウェアのApache2をインストールするため、以下のコマンドを実行する。

sudo apt-get install apache2


インストールが完了したら、Webブラウザに http://localhost と入力する。
"It Works!"と記載された下記のWebページが表示されれば、Apache2のインストールは完了である。

Apache2 Raspberry Pi 1.jpg

Apacheのルートディレクトリのパスは/var/www/htmlで、上記のWebページはこのディレクトリにあるindex.htmlである。

また、CGIファイルのディレクトリのパスは/usr/lib/cgi-bin/である。
ここで、test.cgiファイルを作成して表示する。
test.cgiファイルの内容は下記の通りである。
また、一般ユーザでも実行できるようにするため、以下のコマンドを実行する。

sudo chmod 755 /usr/lib/cgi-bin/test.cgi

--test.cgiの内容--
#!bin/bash
echo "Content-type:text/html"
echo "Test!!"


test.cgiファイルを実行するため、Webブラウザに http://localhost/cgi-bin/test.cgi と入力する。
Webブラウザに"Test!!"という文字が表示されれば完了である。


PHP7.3のインストールと実行

次に、PHP7.3をインストールする。PHP7.3のインストール方法はこちらを参照する。
PHPが正常に動作するか確認するため、/var/www/htmlに簡単なPHPファイルを作成する。
以下のコマンドでテスト用のPHPファイルを作成して表示する。
PHPファイルの内容は下記の通りである。

sudo nano /var/www/html/test.php

--test.phpの内容--
<?php
phpinfo();
?>


Webブラウザで http://localhost/test.php と入力して、PHPの情報の一覧が表示されていれば、正常に動作している。


Apache2の起動・停止・再起動

Apache2の起動は、以下のコマンドを実行する。

sudo systemctl start httpd


Apache2の停止は、以下のコマンドを実行する。

sudo systemctl stop httpd


Apache2の再起動は、以下のコマンドを実行する。

sudo systemctl restart httpd



Apache2の自動起動の確認・停止

Raspbianの起動時にApache2が自動起動の設定を確認する。(デフォルトでは自動起動になっている)
Apache2の自動起動を確認するには、以下のコマンドを実行する。

ls /etc/rc2.d/


もし、Apache2の自動起動を停止したい場合は、以下のコマンドを実行する。

sudo systemctl disable httpd


最後に、Apache2の自動起動が停止されていることを確認するため、再度、以下のコマンドを実行する。

ls /etc/rc2.d/