「設定 - K3B」の版間の差分
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*: (wodimおよびcd-record-compatをアンインストールすることを推奨する) | *: (wodimおよびcd-record-compatをアンインストールすることを推奨する) | ||
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* K3Bのgrowisofsの設定を変更する。 | * 方法 3 : K3Bのgrowisofsの設定を変更する。 | ||
*: まず、K3Bの[設定]メニューバー - [設定]画面左の[プログラム] - [ユーザ指定のパラメータ]タブ - [groisofs]項目のパラメータにおいて、 | *: まず、K3Bの[設定]メニューバー - [設定]画面左の[プログラム] - [ユーザ指定のパラメータ]タブ - [groisofs]項目のパラメータにおいて、 | ||
*: <code>-use-the-force-luke=spare:none</code>と記述する。 | *: <code>-use-the-force-luke=spare:none</code>と記述する。 | ||
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*: growisofsを使用する前に、以下のコマンドを実行して、空のBD-Rをフォーマットする。 | *: growisofsを使用する前に、以下のコマンドを実行して、空のBD-Rをフォーマットする。 | ||
*: <code>sudo dvd+rw-format /dev/ | *: <code>sudo dvd+rw-format /dev/sr<span style="color:#C00000">X</span></code> | ||
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*: <code><span style="color:#C00000">X</span></code>の値は、<code>lsblk</code>コマンドを実行して確認する。</u> | |||
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2022年4月27日 (水) 16:03時点における版
概要
K3Bの設定
BD-RおよびBD-R DLの書き込みにおいて、標準のGrowisofsを使用した場合、K3bではバグがあるため書き込みに失敗する。
以下に、Growisofsにおける3つのバグを記載する。
- イメージファイルをBD-RおよびBD-R DLに書き込む時、K3Bは空のメディアを認識しないため、書き込みを拒否する。
- Growisofsは、BD-R DLを書き込む時、進捗が約50%の時点で失敗する。
2番目のレイヤーの書き込みは開始されない。 - Growisofsは、ファイナライズ段階でBD-RおよびBD-R DLに失敗する。
その場合、データが正しく書き込まれているか不明である。
これらのバグを回避する方法を以下に示す。
- 方法 1 : Xfburnをインストールして書き込む。
- Xfburnは、Growisofではなくlibburnを使用している。
- Xfburnは、Growisofではなくlibburnを使用している。
- 方法 2 : cdrecordをインストールして書き込む。
- Growisofの代わりにcdrecordを使用するように、K3Bの設定を変更する。
- (wodimおよびcd-record-compatをアンインストールすることを推奨する)
- 方法 3 : K3Bのgrowisofsの設定を変更する。
- まず、K3Bの[設定]メニューバー - [設定]画面左の[プログラム] - [ユーザ指定のパラメータ]タブ - [groisofs]項目のパラメータにおいて、
-use-the-force-luke=spare:none
と記述する。- 次に、[書き込む]ボタンを押下して[データプロジェクト]画面上部 - [書き込みアプリケーション]プルダウンから[cdrecord]を選択する。
- 最後に、[書き込む]ボタンを押下して[データプロジェクト]画面 - [その他]タブ - [マルチセッションモード]プルダウンから
- [マルチセッションなし]を選択して書き込む。
- 方法 4 : 空のBD-Rをフォーマットする。
- growisofsを使用する前に、以下のコマンドを実行して、空のBD-Rをフォーマットする。
sudo dvd+rw-format /dev/srX
- ここで、
/dev/srX
は光学式ドライブのデバイスファイルであることに注意すること。 X
の値は、lsblk
コマンドを実行して確認する。