「設定 - SSH」の版間の差分

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  sudo zypper install sshpass
  sudo zypper install sshpass
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===== ソースコードをコンパイルしてインストール =====
===== ソースコードからインストール =====
ここでは例として、ホームディレクトリにインストールする。<br>
SourceForgeのWebサイトからSSHPassのソースコードをダウンロードする。<br>
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下記のURLからSSHPassのソースコードをダウンロードする。<br>
https://sourceforge.net/projects/sshpass/<br>
https://sourceforge.net/projects/sshpass/<br>
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ダウンロードしたファイルを解凍して、任意のディレクトリに移動する。(ここでは、sshpassというディレクトリとする)<br>
ダウンロードしたファイルを解凍して、任意のディレクトリに移動する。(ここでは、sshpassというディレクトリとする)<br>
  cd ~/sshpass
tar xf sshpass-<バージョン>
  cd ~/sshpass-<バージョン>
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ビルドディレクトリを作成する。<br>
mkdir build && cd build
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以下のコマンドを実行して、SSHPassをインストールする。<br>
SSHPassをビルドおよびインストールする。<br>
  ./configure --prefix=/home/<ユーザ名>/sshpass
  ../configure --prefix=${HOME}/sshpass
  make
  make -j $(nproc)
  make install
  make install
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.profileファイルに以下の環境パスを追加する。<br>
.profileファイル等に環境変数<code>PATH</code>を追加する。<br>
  export PATH="$HOME/SSHPass/bin:$PATH"
  export PATH="$HOME/SSHPass/bin:$PATH"
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===== 使用方法 =====
===== 使用方法 =====
SSHPassを使用して、パスワードを指定する例を示す。<br>
SSHPassを使用して、パスワードを指定する例を示す。<br>
  sshpass -p <パスワード> ssh <ユーザ名>@<ホスト名またはIPアドレス>
<u>ただし、初回のログインにおいて、使用できない場合があるので注意すること。</u><br>
  sshpass -p <パスワード> ssh <ユーザ名>@<ホスト名またはIPアドレス>
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__FORCETOC__
__FORCETOC__
[[カテゴリ:SUSE]]
[[カテゴリ:CentOS]][[カテゴリ:SUSE]]

2021年11月12日 (金) 16:57時点における版

概要

SSHサーバを構成し、リモート端末からサーバに接続して操作できるようにする。
SSHサーバは、CentOSをMinimal Installした場合やopenSUSEを最小インストールした場合でも、標準でOpenSSHがインストールされるため、追加インストールする必要はない。


OpenSSHのパスワード認証

CentOSおよびSUSEでは、SSHは標準で自動起動設定になっているため、パスワード認証方式でのログインが可能となっている。
したがって、最低限必要な設定として、セキュリティを考慮して以下に示すようにrootアカウントの直接ログインの禁止設定を実施しておけばよい。

まず、SSHの設定を行う。

sudo nano /etc/ssh/sshd_config
PermitRootLogin no  # コメントを解除(rootログイン禁止)


次に、上記で行ったSSHの設定を反映させるため、sshdを再起動する。

sudo systemctl restart sshd


もし、Firewalldを有効にしている場合は、SSHサービスの許可が必要である。
なお、ポート番号の変更をしていない場合、SSHのポートはTCP 22番である。

sudo firewall-cmd --permanent --add-service=ssh


Firewalldの設定を反映させるため、Firewalldを再起動する。

sudo firewall-cmd --reload



SSHのポート番号の変更

SSH接続ではデフォルトでポート番号22を使用している。
以下のコマンドを実行し、ポート番号の変更を行う。
Port 22と記載している箇所が存在するので、ポート番号49152 - 65535の間のポート番号に変更して保存する。

sudo nano /etc/ssh/sshd_config


次に、上記で行ったSSHの設定を反映させるため、sshdを再起動する。

sudo systemctl restart sshd



SSHPassのインストール

SSHPass(Non-interactive SSH Password Authentication)を使用すると、コマンドにてssh接続のパスワードを指定することができるので、
sshコマンドと合わせて1行でSSH接続できるようになる。

パッケージ管理システムを使用してインストール
# CentOS
sudo yum install epel-release
sudo yum update
sudo yum install sshpass

# SUSE
sudo zypper install sshpass


ソースコードからインストール

SourceForgeのWebサイトからSSHPassのソースコードをダウンロードする。
https://sourceforge.net/projects/sshpass/

ダウンロードしたファイルを解凍して、任意のディレクトリに移動する。(ここでは、sshpassというディレクトリとする)

tar xf sshpass-<バージョン>
cd ~/sshpass-<バージョン>


ビルドディレクトリを作成する。

mkdir build && cd build


SSHPassをビルドおよびインストールする。

../configure --prefix=${HOME}/sshpass
make -j $(nproc)
make install


.profileファイル等に環境変数PATHを追加する。

export PATH="$HOME/SSHPass/bin:$PATH"


確認

以下のコマンドを実行して、SSHPassが正常にインストールできたか確認する。

sshpass -V


使用方法

SSHPassを使用して、パスワードを指定する例を示す。
ただし、初回のログインにおいて、使用できない場合があるので注意すること。

sshpass -p <パスワード> ssh <ユーザ名>@<ホスト名またはIPアドレス>