「各キャリアの対応バンド」の版間の差分

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2019年8月29日 (木) 17:28時点における版

各キャリアの対応バンド(3G回線)

Band 周波数帯域 docomo au SoftBank Y!mobile
1 2100[MHz]
6 800[MHz]
8 900[MHz]
9 1700[MHz]
11 1500[MHz]
BC0 800[MHz]
BC6 2000[MHz]


SoftBankのバンド11は2017年3月31日に提供が終了している。
docomo、SoftBank、Y!mobileの3G回線はW-CDMA規格で、auの3G回線はCDMA2000規格である。

docomo系SIM

docomo系SIMが使っているW-CDMAはBand1とBand6である。(現在では、Band19はほぼ使われていない)
Band1は、全てのMVNOで対応している基本的なバンドである。
Band6は、FOMAプラスエリアで使われており、都市部の極一部のエリアと、田舎や山間部などで使われている。
郊外や山間部に住んでいる場合や登山する場合などにはBand6が必要になる。

au系SIM

au系SIMは音声通話とSMSをするには、auのVoLTEかCDMA2000のどちらか一つが使われている。
ほとんどのSIMフリースマホはCDMA2000には対応していない。(CDMA2000は2022年3月末に停波する予定)
au系SIMで音声通話とSMSを使う場合は、auのVoLTEに対応したスマホを選ぶ必要がある。

SoftBank系SIMとY!mobile

SoftBank系SIMとY!mobileが使っているW-CDMAバンドはBand1とBand8である。Band9とBand11(ULTRA SPEED)は2017年3月に停波した。
Band1とBand8は、全てのMVNOで対応している基本的なバンドである。


各キャリアの対応バンド(LTE)

Band 周波数帯域 docomo au SoftBank Y!mobile
1 2100[MHz]
3 1800[MHz]
8 900[MHz]
11 1500[MHz]
18 800[MHz]
19 800[MHz]
21 1500[MHz]
26 800[MHz]
28 700[MHz]
41 2500[MHz]


docomo系SIMが主に使っているLTEバンドは、Band1、Band3、Band19である。
Band1は、全てのMVNOで対応している基本的なバンドである。
Band3は、主に東京、名古屋、大阪で使われているバンド(高速通信)である。
Band19は、プラチナバンドと呼ばれ、郊外などで使われている。このバンドに対応していないと、都市部を離れると電波の受信が悪くなる可能性がある。

au系SIMが主に使っているLTEバンドは、Band1、Band11、Band18、Band26、Band41である。
Band26はBand5、6、18、19を含んでおり、Band18が未対応でもBand26に対応していれば、Band18を使うことができる。
重要なバンドは、Band1とBand18(またはBand26)である。
Band1は、全てのMVNOで対応している基本的なバンドである。
Band18(またはBand26)は、プラチナバンドと呼ばれ、郊外などで使われている。このバンドに対応していないと、都市部を離れると電波の受信が悪くなる可能性がある。
Band41は、WiMAX 2+で使われており、主に都市部でWiMAX 2+の高速データ通信を使うことができる。

SoftBank系SIMが主に使っているLTEバンドは、Band1、Band3、Band8である。
Band1とBand3は、全てのMVNOで対応している基本的なバンドである。(Softbank 4G LTEはこのBand1とBand3のことをいう)
Band8は、プラチナバンドと呼ばれ、郊外などで使われている。このバンドに対応していないと、都市部を離れると電波の受信が悪くなる可能性がある。
Band41は、SoftBank 4Gのことであり、SoftBank Air(モバイルルータ)で使われている。SoftBankで使われているBand41をAXGPと呼ばれることもある。
Band41は未対応でも特に問題ない。