「各キャリアの対応バンド」の版間の差分

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== 各キャリアの対応バンド(LTE) ==
== 各キャリアの対応バンド(LTE) ==
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SoftBank系SIMが主に使っているLTEバンドは、Band1、Band3、Band8である。<br>
Band1とBand3は、全てのMVNOで対応している基本的なバンドである。(Softbank 4G LTEはこのBand1とBand3のことをいう)<br>
Band8は、プラチナバンドと呼ばれ、郊外などで使われている。このバンドに対応していないと、都市部を離れると電波の受信が悪くなる可能性がある。<br>
Band41は、SoftBank 4Gのことであり、SoftBank Air(モバイルルータ)で使われている。SoftBankで使われているBand41をAXGPと呼ばれることもある。<br>
Band41は未対応でも特に問題ない。<br>
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docomoの周波数帯(4G)の特徴<br>
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! Band !! 周波数帯域 !! 特徴
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|  1 || 2100[MHz] || 日本全国に幅広く対応しているdocomoの主要周波数の1つ。Band1は必須。
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|  3 || 1800[MHz] || 人口が密集している地域で使用されている主要周波数。<br>東京、名古屋、大阪の大都市圏がメイン。<br>docomo対応周波数の中では、下り最高速度が約150[Mbps]と最も速い。<br>Band3も必須。
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| 19 ||  800[MHz] || docomoの主要周波数帯の1つ。<br>郊外や山間部用のプラチナバンドとして活用。<br>建物内や田舎、山間部など電波が入りにくい場所にも届きやすいが、<br>Band3と比較すると速度は遅い。
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| 21 || 1500[MHz] || 地方都市メインのエリア補助的バンド。<br>非対応の端末も多いため、対応してなくても問題ない。
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| 28 ||  700[MHz] || 国内の限定された地域でのみ利用可能なプラチナバンド。<br>未対応でも問題ないが、心配な場合は、<br>ショップおよびdocomo回線が利用できるMVNOのサポートセンターで確認すること。
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| 42 || 3500[MHz] || PREMIUM 4Gと呼ばれ、東京、名古屋、大阪の一部地域で利用可能。<br>主要バンドに対応している端末の場合、未対応でも問題ない。
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docomo系SIMが主に使っているLTEバンドは、Band1、Band3、Band19である。<br>
docomo系SIMが主に使っているLTEバンドは、Band1、Band3、Band19である。<br>
Band1は、全てのMVNOで対応している基本的なバンドである。<br>
Band1は、全てのMVNOで対応している基本的なバンドである。<br>
Band3は、主に東京、名古屋、大阪で使われているバンド(高速通信)である。<br>
Band3は、主に東京、名古屋、大阪で使われているバンド(高速通信)である。<br>
Band19は、プラチナバンドと呼ばれ、郊外などで使われている。このバンドに対応していないと、都市部を離れると電波の受信が悪くなる可能性がある。<br>
Band19は、プラチナバンドと呼ばれ、郊外等で使用されており、基地局の少ない地方や山岳地帯はB19に対応する必要がある。<br>
(Band19が未対応の場合、都市部を離れると電波の受信が極端に悪くなる可能性がある)<br>
Band42は、PREMIUM 4Gと呼ばれ、キャリアアグリゲーションによる高速通信が可能で、下り速度は最高1[Gbps]以上である。<br>
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auの周波数帯(4G)の特徴<br>
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! Band !! 周波数帯域 !! 説明
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|  1 || 2100[MHz] || auの主要周波数帯の1つ。<br>Band18と併せて、利用率99%を誇る主要周波数。<br>au回線を利用するなら対応しているべき周波数帯。
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| 11 || 1500[MHz] || auの周波数帯の中でも対応エリアが狭い。<br>多くのauユーザは未対応でも問題ない。
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| 18 ||  800[MHz] || auの主要周波数帯の1つ。<br>郊外や人口が少ないエリアで使用されているプラチナバンド。<br>Band1と比較すると速度は遅いが、建物内や田舎、山間部等の<br>電波が入りにくい場所にも届きやすい特徴を持つ。
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| 26 ||  800[MHz] || B18に内包されており、同様の目的を持つ主要周波数。<br>Band18があればBand26が未対応でも問題ない。<br>端末によっては、Band18またはBand26のみ対応している機種もあるが、<br>いずれの端末もプラチナバンドを利用できる。
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| 28 ||  700[MHz] || 国内の限られた地域でのみ利用できる周波数帯のプラチナバンド。<br>端末によっては未対応であるが、au回線を利用する多くの人は問題ない。<br>au回線を利用するにあたり、心配な場合は、<br>auまたはMVNOのサポートセンターで確認すること。
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| 41 || 2500[MHz] || WiMAX 2+の周波数帯。<br>高速通信が可能。<br>WiMAXを契約する場合、Band41未対応の端末でもBand41が利用できる。
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| 42 || 3500[MHz] || キャリアアグリゲーションで用いる周波数帯。<br>高速通信で使用できるが、未対応でもau回線を利用できる。
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au系SIMが主に使っているLTEバンドは、Band1、Band11、Band18、Band26、Band41である。<br>
au系SIMが主に使っているLTEバンドは、Band1、Band11、Band18、Band26、Band41である。<br>
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重要なバンドは、Band1とBand18(またはBand26)である。<br>
重要なバンドは、Band1とBand18(またはBand26)である。<br>
Band1は、全てのMVNOで対応している基本的なバンドである。<br>
Band1は、全てのMVNOで対応している基本的なバンドである。<br>
Band18(またはBand26)は、プラチナバンドと呼ばれ、郊外などで使われている。このバンドに対応していないと、都市部を離れると電波の受信が悪くなる可能性がある。<br>
Band18またはBand26は、プラチナバンドと呼ばれ、郊外などで使われている。<br>
このバンドに対応していない場合、都市部を離れる(地方や山岳地帯、地下鉄等)と電波の受信が極端に悪くなる可能性がある。<br>
Band41は、WiMAX 2+で使われており、主に都市部でWiMAX 2+の高速データ通信を使うことができる。<br>
Band41は、WiMAX 2+で使われており、主に都市部でWiMAX 2+の高速データ通信を使うことができる。<br>
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高速通信を使用する場合、Band41およびBand42に対応している端末がなお良い。
SoftBank系SIMが主に使っているLTEバンドは、Band1、Band3、Band8である。<br>
Band1とBand3は、全てのMVNOで対応している基本的なバンドである。(Softbank 4G LTEはこのBand1とBand3のことをいう)<br>
Band8は、プラチナバンドと呼ばれ、郊外などで使われている。このバンドに対応していないと、都市部を離れると電波の受信が悪くなる可能性がある。<br>
Band41は、SoftBank 4Gのことであり、SoftBank Air(モバイルルータ)で使われている。SoftBankで使われているBand41をAXGPと呼ばれることもある。<br>
Band41は未対応でも特に問題ない。<br>
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[[カテゴリ:その他]]
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2021年1月26日 (火) 21:46時点における版

各キャリアの対応バンド(3G回線)

Band 周波数帯域 docomo au SoftBank Y!mobile
1 2100[MHz]
6 800[MHz]
8 900[MHz]
9 1700[MHz]
11 1500[MHz]
BC0 800[MHz]
BC6 2000[MHz]


SoftBankのバンド11は2017年3月31日に提供が終了している。
docomo、SoftBank、Y!mobileの3G回線はW-CDMA規格で、auの3G回線はCDMA2000規格である。

docomo系SIM

docomo系SIMが使っているW-CDMAはBand1とBand6である。(現在では、Band19はほぼ使われていない)
Band1は、全てのMVNOで対応している基本的なバンドである。
Band6は、FOMAプラスエリアで使われており、都市部の極一部のエリアと、田舎や山間部などで使われている。
郊外や山間部に住んでいる場合や登山する場合などにはBand6が必要になる。

au系SIM

au系SIMは音声通話とSMSをするには、auのVoLTEかCDMA2000のどちらか一つが使われている。
ほとんどのSIMフリースマホはCDMA2000には対応していない。(CDMA2000は2022年3月末に停波する予定)
au系SIMで音声通話とSMSを使う場合は、auのVoLTEに対応したスマホを選ぶ必要がある。

SoftBank系SIMとY!mobile

SoftBank系SIMとY!mobileが使っているW-CDMAバンドはBand1とBand8である。Band9とBand11(ULTRA SPEED)は2017年3月に停波した。
Band1とBand8は、全てのMVNOで対応している基本的なバンドである。


各キャリアの対応バンド(LTE)

Band 周波数帯域 docomo au SoftBank Y!mobile
1 2100[MHz]
3 1800[MHz]
8 900[MHz]
11 1500[MHz]
18 800[MHz]
19 800[MHz]
21 1500[MHz]
26 800[MHz]
28 700[MHz]
41 2500[MHz]
42 3500[MHz] ?


SoftBank系SIMが主に使っているLTEバンドは、Band1、Band3、Band8である。
Band1とBand3は、全てのMVNOで対応している基本的なバンドである。(Softbank 4G LTEはこのBand1とBand3のことをいう)
Band8は、プラチナバンドと呼ばれ、郊外などで使われている。このバンドに対応していないと、都市部を離れると電波の受信が悪くなる可能性がある。
Band41は、SoftBank 4Gのことであり、SoftBank Air(モバイルルータ)で使われている。SoftBankで使われているBand41をAXGPと呼ばれることもある。
Band41は未対応でも特に問題ない。

docomoの周波数帯(4G)の特徴

Band 周波数帯域 特徴
1 2100[MHz] 日本全国に幅広く対応しているdocomoの主要周波数の1つ。Band1は必須。
3 1800[MHz] 人口が密集している地域で使用されている主要周波数。
東京、名古屋、大阪の大都市圏がメイン。
docomo対応周波数の中では、下り最高速度が約150[Mbps]と最も速い。
Band3も必須。
19 800[MHz] docomoの主要周波数帯の1つ。
郊外や山間部用のプラチナバンドとして活用。
建物内や田舎、山間部など電波が入りにくい場所にも届きやすいが、
Band3と比較すると速度は遅い。
21 1500[MHz] 地方都市メインのエリア補助的バンド。
非対応の端末も多いため、対応してなくても問題ない。
28 700[MHz] 国内の限定された地域でのみ利用可能なプラチナバンド。
未対応でも問題ないが、心配な場合は、
ショップおよびdocomo回線が利用できるMVNOのサポートセンターで確認すること。
42 3500[MHz] PREMIUM 4Gと呼ばれ、東京、名古屋、大阪の一部地域で利用可能。
主要バンドに対応している端末の場合、未対応でも問題ない。


docomo系SIMが主に使っているLTEバンドは、Band1、Band3、Band19である。
Band1は、全てのMVNOで対応している基本的なバンドである。
Band3は、主に東京、名古屋、大阪で使われているバンド(高速通信)である。
Band19は、プラチナバンドと呼ばれ、郊外等で使用されており、基地局の少ない地方や山岳地帯はB19に対応する必要がある。
(Band19が未対応の場合、都市部を離れると電波の受信が極端に悪くなる可能性がある)
Band42は、PREMIUM 4Gと呼ばれ、キャリアアグリゲーションによる高速通信が可能で、下り速度は最高1[Gbps]以上である。

auの周波数帯(4G)の特徴

Band 周波数帯域 説明
1 2100[MHz] auの主要周波数帯の1つ。
Band18と併せて、利用率99%を誇る主要周波数。
au回線を利用するなら対応しているべき周波数帯。
11 1500[MHz] auの周波数帯の中でも対応エリアが狭い。
多くのauユーザは未対応でも問題ない。
18 800[MHz] auの主要周波数帯の1つ。
郊外や人口が少ないエリアで使用されているプラチナバンド。
Band1と比較すると速度は遅いが、建物内や田舎、山間部等の
電波が入りにくい場所にも届きやすい特徴を持つ。
26 800[MHz] B18に内包されており、同様の目的を持つ主要周波数。
Band18があればBand26が未対応でも問題ない。
端末によっては、Band18またはBand26のみ対応している機種もあるが、
いずれの端末もプラチナバンドを利用できる。
28 700[MHz] 国内の限られた地域でのみ利用できる周波数帯のプラチナバンド。
端末によっては未対応であるが、au回線を利用する多くの人は問題ない。
au回線を利用するにあたり、心配な場合は、
auまたはMVNOのサポートセンターで確認すること。
41 2500[MHz] WiMAX 2+の周波数帯。
高速通信が可能。
WiMAXを契約する場合、Band41未対応の端末でもBand41が利用できる。
42 3500[MHz] キャリアアグリゲーションで用いる周波数帯。
高速通信で使用できるが、未対応でもau回線を利用できる。


au系SIMが主に使っているLTEバンドは、Band1、Band11、Band18、Band26、Band41である。
Band26はBand5、6、18、19を含んでおり、Band18が未対応でもBand26に対応していれば、Band18を使うことができる。
重要なバンドは、Band1とBand18(またはBand26)である。
Band1は、全てのMVNOで対応している基本的なバンドである。
Band18またはBand26は、プラチナバンドと呼ばれ、郊外などで使われている。
このバンドに対応していない場合、都市部を離れる(地方や山岳地帯、地下鉄等)と電波の受信が極端に悪くなる可能性がある。
Band41は、WiMAX 2+で使われており、主に都市部でWiMAX 2+の高速データ通信を使うことができる。
高速通信を使用する場合、Band41およびBand42に対応している端末がなお良い。