📢 Webサイト閉鎖と移転のお知らせ
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==== 文字列のコンテキストの表示 ==== | |||
翻訳可能な文字列を含むソースコードファイルがQt Linguistで利用可能な場合、[ソースとフォーム]ビューは[文字列]ビューに現在の文字列のソースコンテキストを表示する。<br> | |||
現在の文字列を含むソースコードの行が表示されて、ハイライトされる。<br> | |||
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ソースコードの文字列を含むファイルが見つからない場合は、予想される絶対ファイルパスが表示される。<br> | |||
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ソースコンテキストに間違ったソースコードの行が表示された場合、恐らく翻訳ファイルとソースコードファイルの同期が取れていないことを意味する。<br> | |||
翻訳ファイルとソースコードファイルを再同期する方法については、[[Qtの設定 - Qt Linguist#lupdateコマンド]]を参照すること。<br> | |||
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Qt Designerで作成されたフォームは、特別なUIファイルに保存される。<br> | |||
Qt Linguistは、翻訳処理中にUIファイルが利用可能であれば、UIファイルを利用して、これまでに行われた翻訳をフォーム自体に表示させることができる。<br> | |||
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==== 翻訳の再利用 ==== | |||
===== 翻訳の再利用とは ===== | |||
翻訳されたテキストが原文と類似している場合、[翻訳]メニューバー - [ソーステキストからコピー]([Ctrl] + [B]キー)を選択して、ソーステキストを翻訳領域にコピーする。<br> | |||
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Qt Linguistでは、一貫性を確保するために、共通の翻訳セットを提供するフレーズブックを使用する。<br> | |||
フレーズブックは、ソースフレーズ、ターゲット(翻訳)フレーズ、オプションの定義のセットである。<br> | |||
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通常、1つの言語とQtソフトウェアファミリーにつき、1つのフレーズブックが作成される。<br> | |||
フレーズブックは、Qtソフトウェアファミリーの翻訳をフレーズブックで1度作成すればよいため、重複作業を避けるためにも使用できる。<br> | |||
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[文字列]ビューの現在の文字列において、読み込まれた1つまたは複数のフレーズブックに表示されている場合、<br> | |||
[フレーズと推測]ビューに現在の文字列とそのフレーズブックの翻訳の一覧が表示される。<br> | |||
現在の文字列が、既に翻訳されている他の文字列と同じ、または、類似している場合、その他の文字列とその翻訳もこのビューに表示される。<br> | |||
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[フレーズと推測]ビューから翻訳エリアに翻訳をコピーする場合は、[翻訳]をダブルクリックする、または、[翻訳]を選択して[Enter]キーを押下する。<br> | |||
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===== 一括翻訳 ===== | |||
Qt Linguistの一括翻訳機能を使用して、フレーズブックにあるソーステキストを自動的に翻訳することができる。<br> | |||
一括翻訳プロセスにおいて、どのフレーズブックをどのような順序で使用するかを設定するには、[編集]メニューバー - [一括翻訳]を選択する。<br> | |||
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現在翻訳されていない項目のみを考慮するかどうか、また、一括翻訳された項目を[Accepted]としてマークするかどうかを指定することができる。<br> | |||
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===== フレーズブックの作成と編集 ===== | |||
フレーズブックのファイルは、標準フレーズとその翻訳を含む人が読むことのできるXMLファイルである。<br> | |||
このファイルは、Qt Linguistにより作成および更新されて、多くのプロジェクトやソフトウェアで使用することができる。<br> | |||
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新しいフレーズブックを作成する場合は、[フレーズ]メニューバー - [新しいフレーズブック]を選択する。<br> | |||
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フレーズブックを開く場合は、[フレーズ]メニューバー - [フレーズブック開く]を選択して、Qtフレーズブックファイル(.qph)を選択する。<br> | |||
開いているフレーズブックを表示および変更する場合は、[フレーズ]メニューバー - [フレーズブックを編集]を選択する。 | |||
新しいフレーズを追加する場合は、フレーズブックダイアログの[新しい項目]ボタンを押下して、新しいソースフレーズ、訳語、任意の定義を入力する。<br> | |||
これは、同じソースフレーズの異なる翻訳を区別することに対して便利である。<br> | |||
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作業中の翻訳を現在のフレーズブックに追加する場合は、[フレーズ]メニューバー - [フレーズブックに追加]を選択する。<br> | |||
複数のフレーズブックが読み込まれている場合は、1つ選択する必要がある。<br> | |||
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[フレーズと推測]ビューに表示されているフレーズブックのエントリーでエラーを検出した場合、そのエントリを右クリックして[編集]を選択することにより、その場で編集することもできる。<br> | |||
編集後、[Enter]キーを押下して編集モードを終了する。<br> | |||
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フレーズを削除する場合は、[ソースフレーズ]リストからフレーズを選択して、[エントリーを削除]を選択する。<br> | |||
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フレーズブックを印刷する場合は、[フレーズ]メニューバー - [フレーズブックを印刷]を選択する。<br> | |||
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==== 翻訳の検証 ==== | |||
Qt Linguistは、翻訳に対して、以下の検証機能を提供する。<br> | |||
* アクセラレータ検証では、原文のフレーズにアンパサンドがある場合に翻訳フレーズが検出されて、その逆も検出される。 | |||
* 句読点検証では、ソースフレーズと翻訳フレーズの終端句の違いが重要である場合に、その違いを検出する。<br>例えば、ソースフレーズの末尾に省略記号、感嘆符、疑問符があり、翻訳フレーズには無い場合、または、その逆の場合に警告が表示される。 | |||
* フレーズ検証は、フレーズ集にもある原文のフレーズにおいて、フレーズ集に記載されている訳語と異なるものを検出する。 | |||
* プレースマーカー検証は、原文と訳文の両方で同じ変数(%1、%2等)が使用されているかどうかを検出する。 | |||
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検証の有効 / 無効を切り替える場合は、[検証]を選択する、または、ツールバーのボタンを選択する。<br> | |||
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検証で不合格になった文字列には、[文字列]ビューで[検証不合格]アイコンが表示される。<br> | |||
受理された文字列には、[Accepted / Warnings]のマーク([[ファイル:Qt Linguist 4.png]])が付く。<br> | |||
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検証を無効にして、後で有効にする場合、Qt Linguistは全てのフレーズを再検証して、検証に失敗したフレーズをマークする。<br> | |||
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現在の文字列に入力した翻訳において、検証のいずれかに失敗した場合は、その失敗が警告ビューにリストアップされる。<br> | |||
これらの失敗におけるメッセージは、メイン画面下部にあるステータスバーにも表示される。<br> | |||
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==== 複数言語の同時翻訳 ==== | |||
Qt Linguistは、複数の翻訳ファイルを同時に読み込んで編集することができる。<br> | |||
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下図は、英語と日本語の翻訳ファイルを読み込んだ状態である。<br> | |||
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翻訳エリアには、英語と日本語のテキスト編集エリアがあり、これらは色分けされている。<br> | |||
[コンテキスト]ビューと[文字列]ビューでは、ステータス欄が1つから2つになり、同じ色で色分けされている。<br> | |||
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[コンテキスト]ビューの[項目数]列には、両方の言語の値が組み合わされている。<br> | |||
翻訳可能な文字列の数が受理された文字列の数と一致しない場合、どちらかの言語または両方の言語に、翻訳または受理が必要な文字列がある。<br> | |||
[文字列]ビューには、各言語の各文字列の翻訳受け入れ状態が表示される。<br> | |||
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